ROBOPRO(ロボプロ)の評判!手数料や運用実績を徹底解説!
FOLIOの提供するROBOPRO(ロボプロ)は、2020年1月15日にサービス開始となった、完全自動運用型のロボアドバイザーサービスです。
ROBOPROは、AIを活用して合理的な投資判断プロセスで運用できるのが大きな強みとなっています。このページでは「ROBOPRO」のサービス詳細や、手数料、パフォーマンスなどについてご紹介していきます。
ROBOPROの最低投資金額・手数料
ROBOPROの最低投資金額は10万円~で、月々の積立金額は最低1万円~となっています。
また、手数料については年率1.1%となっていて、毎月末に預かり資産から差し引かれるという手数料体系となっています。
3,000万円まで | 年率1.1% |
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3,000万円を超える部分 | 年率0.55% |
※手数料は税込です。
ROBOPROには長期利用者向けの優遇として、同サービスを使い続けることで手数料がキャッシュバックされる「長期積立特典」があります。
積立投資の継続回数が15回を超えると3か月に1回抽選を受けることができ、それに当選すると該当月の手数料がキャッシュバックされるしくみです(キャッシュバック率は積立継続回数で変わります)。
長く続ければ続けるだけチャンスが多くなるので、積立投資を考えている人にはうれしい特典内容となっています♪
ただし積立を止めてしまうと「継続回数0回」となりスタート時点に戻ってしまうので注意が必要です。
ひっきー
ROBOPROのメリット
メリット1:手間いらず!投資判断はAIがしてくれる
ROBOPROは、40種類以上のマーケットデータ(株式・債券・通貨・原油・銅など)と、膨大な量のデータを組み合わせた分析によって金融市場の予測をおこない、それに基づいた投資判断をおこないます。
ここでいう特徴量とは「予測の元となる特徴を数値にしたもの」であり、膨大な量のデータとなります。
ひっきー
お察しの通り、このような膨大な量の数値を使っての運用は、人間にはとてもむずかしいことです。このような情報を処理して合理的な判断が下せるというのは「AI投資ならでは」といえますね。
メリット2:自動で運用してくれるので完全放置もOK!
ROBOPROは、投資信託のように人が運用するのではなく、すべてAIが投資判断をおこなって運用してくれます。
つまり入金と軽い設定さえおこなっていれば、あとは放置していても資産運用ができることが強みです。
ROBOPROの運用方法
ROBOPROの運用方法は、米国市場のETF銘柄8種類を対象として投資をおこないます。投資対象は下記の通りです。
ROBOPROの投資対象(ETF)
- 米国株
- 先進国株(米国を除く)
- 新興国株
- 米国債
- 新興国債
- ハイイールド債
- 不動産
- 金
自動でリバランスもしてくれる
ROBOPROでは、単純に商品を買い増して積み立てていくのではなく、市場環境に合わせて、月に1回のペースで投資配分の変更をおこなっていきます(リバランスといいます)。
リバランスの詳細
リバランスとは、ポートフォリオ上で運用割合の大きい部分を売却し、運用割合の小さい部分を買い増して、資産配分を適切にすることを指します。
ある資産が値上がりして「割高」になった場合は、その資産を売って利益を確定していき、逆にある資産が値下がりして「割安」になった場合は買い増して配分を高めていきます。
通常の分散投資では、時間経過とともに金融資産の価格が変わっていくので、当初の資産配分は崩れていってしまいます。
その崩れたポートフォリオを最適な状態に戻す作業が必要になるわけですが、個人でおこなう場合はとても大変な作業となります。
このような面倒な作業もROBOPROが全自動でやってくれるので、ROBOPROは手間をかけずに低リスクで資産運用したい人にぴったりです。
ひっきー
ROBOPROのデメリット
デメリット1:NISAが利用できない
前述の通りROBOPROは、その市場の動向に合わせてリバランスをおこない、最適なポートフォリオで運用する機能が強みといえます。
しかしその商品性から、年間投資額が決まっているNISAとの相性はよくありません。なぜなら、その定期的なリバランスによって売買額がふくらんでしまい、年間の投資枠がすぐに埋まってしまうためです。
NISAとは
NISA(ニーサ)とは、株や投資信託の「配当金や値上がり益を非課税にする制度」のことで、正式名称は「少額投資非課税制度」といいます。
通常の投資では、株式投資で得られた値上がり益・配当などに約20%の税がかかりますが、NISA制度を利用すると、その利益を課税なしで受け取れます。
ひっきー
2024年から刷新されたNISA制度。利用できないのはデメリットともいえますが、この点は運営しているFOLIO側も言及しており、NISAに対応しない代わりにROBOPRO独自の強みを伸ばしていくとしています。
デメリット2:運用にあまり介入ができない
メリットの1つとして「自動で運用してくれる」ということを挙げましたが、反対を考えると「自分で運用できない」ともいえます。
時期によってハイリスクハイリターンを狙う、などといった行動もできず、自分にできるのは投資金額の増減程度なので、投資家個人として自由な運用ができないことは覚えておきましょう。
入出金手数料について
ROBOPROの入金手数料
ROBOPROへの入金は、提携金融機関のリアルタイム入金を使えば無料です。一方でATM・銀行等窓口からの入金は、各銀行の手数料がかかります。
リアルタイム入金のできる金融機関
- 三菱UFJ銀行「三菱UFJダイレクト ネット振込(EDI)」
- 三井住友銀行「SMBCダイレクト ウェブ振込サービス」
- 住信SBIネット銀行「即時決済サービス」
- 楽天銀行「かんたん決済プラス」
- PayPay銀行「リンク決済」
- みずほ銀行「みずほダイレクト ネット振込決済サービス」
- イオン銀行「WEB即時決済サービス」
ROBOPROの出金手数料
ROBOPROの出金手数料は無料です。
ROBOPROの運用実績
さて肝心の運用実績ですが、公開から2023年11月末までの実績は「+64.15%」となっています。
その間コロナショックでの暴落や、ワクチン普及の期待感からの景気回復の波がありましたが、AIが事前に察知して、その波にうまく乗った成果といえます。
ひっきー
個人で投資をしているとわかりますが「+64%」はすごいですよね。AI恐るべしです…!自分での投資に不安のある人、投資にかける時間が取れない人にとっては、とてもよいサービスといえるのではないでしょうか。
ひっきー
ロボアドバイザーの競合であるウェルスナビと同等の手数料体系となっています。