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【実践!SBI証券でのクロス取引】(2)買い注文(現物取引)を出す
ここでは、SBI証券を使ってクロス取引をする手順を紹介しています。
さて、①信用売りの注文を終えたら、次は「②買い注文(現物取引)を出す」という流れを確認していきましょう。こちらは普段の注文方法となにも変わらないのでかんたんです♪
執行条件に注意
2021年7月17日から、SBI証券でクロス取引をする場合は、信用取引と現物取引のどちらかで「寄成」、「寄指」、「引成」、「引指」を指定する必要があります。信用取引と現物取引の両方を「成行」にすると注文が成立しませんので、ご注意下さい。
買い注文(現物取引)の流れ
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SBI証券のログイン後の画面です。トップページ左側にある「銘柄をさがす」の部分で、先ほど信用売りをした銘柄(参考画像はヤマダ電機(現:ヤマダホールディングス)を探してみましょう。
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銘柄の個別ページに移動しました。株価チャートの上に「現物買」のボタンがあるので、クリックして注文画面に進みましょう。
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注文入力画面が表示されました。今回はヤマダ電機(現:ヤマダホールディングス)を注文します。
信用取引と同じ株数を入力し、注文方法は「成行」を選びます。続いて「取引パスワード」を入力し「注文確認画面へ」ボタンをクリックしてください。 -
注文内容を確認して「注文発注」ボタンをクリックします。
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注文が完了しました。これで準備は完了です!
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市場が開くと注文がおこなわれます。注文が完了しているか確認してみましょう。SBI証券トップページにある「取引」から「当日約定一覧」をクリックします。
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「現物株の買い注文」と「信用取引の売り注文」が、同じ株数・同じ単価で約定していますので、この状態になればOKです。
「現物買い」お疲れさまでした!
この状態で権利付き最終日まで株を持っておき、翌営業日の権利落ち日に株を決済すれば、株主優待を取得する権利がもらえます。
「現物買い」は、いつも通りに買えばいいので特にむずかしい点はありません。ただし、信用売りの注文と約定単価を合わせなければいけない点に注意が必要です。信用売りに続けて、注文は市場が閉まっている取引時間外におこないましょう。
次のページでは、権利落ち日以降におこなう「注文の決済手順」を紹介します。