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NISAの積立投資はクレカ積立がおすすめ!ポイント還元でお得

これまでNISAにおすすめの証券会社やおすすめ具体的な銘柄についてご紹介してきました。これから実際にNISAで投資をしたい人の参考になれば幸いです。

さてその中でも積立投資を始めようとしている人がいれば、ちょっと待ってください。その投信商品の購入、証券口座の余力でやろうとしていませんか?

ひっきー

実は積立投資の場合、証券口座の余力で購入するよりお得になる方法があるんです!

それは「クレカ積立」と呼ばれ、既に実践している人も多い積立方法です。このクレカ積立とはなにか、またどういう点がおすすめなのかを解説していきます!

クレカ積立とは

クレカ積立とは「クレジットカードを利用した積立投資」のことを指します。

クレカ積立の最大のメリットは、積立商品の購入代金をクレジットカードで支払うことで「ポイントがたまる」ことです。

年会費無料となるクレジットカードを使った場合、おおむね0.5%~1.0%のポイント還元率となります。

ひっきー

クレカ積立はどれだけお得なのか

還元率は0.5%~1.0%とお伝えしましたが、具体的な金額にしてみましょう。

たとえば還元率1%の場合で、3万円を毎月積み立てるとすると下記の計算式となります。

3万円×1%×12か月=
年間3,600円の還元

つまり現金で投資するより、3,600円もお得に投資ができるというわけです。仮に10年積み立てるとしたら3万円以上の還元となるので、決して少ない額ではないといえるでしょう。

ひっきー

たとえば毎月5万円なら年間6,000ポイントの還元、10年で60,000ポイントの還元となります!利用しない手はありませんよね♪

毎月5万円を積み立てた場合の還元ポイント
ポイント還元率 1年 5年 10年
0.5% 3,000ポイント 15,000ポイント 30,000ポイント
1.0% 6,000ポイント 30,000ポイント 60,000ポイント

クレカ積立のメリット

メリット1:ポイントが貯まる

まずはこれまでにお伝えしたように「ポイントが貯まる」ことがクレカ積立の最大のメリットです。

長い目でみればみるほど、現金で投資するよりも効率的に資産形成ができます。

メリット2:口座に入金しなくてもいい

通常、投資信託を購入する場合、証券口座に一度入金して支払う必要がありますが、クレカ積立はクレジットカードで購入ができるので、この手間が省けます。

一度であれば大きな違いではありませんが、何度もおこなうことであれば手間は無い方がありがたいですよね。

ひっきー

クレカ積立のデメリット

デメリット1:買付できるのは月に1回のみ

通常の積立投資では、毎月や毎週など頻度を選べますが、クレカ積立で買い付ける場合は「月に1度」とタイミングが決まっています。

自由に積立の設定をしたい人にとっては、この点はデメリットになり得るでしょう。

デメリット2:月の買付上限が決められている

これだけお得なクレカ積立ですが、実は月の積立投資につかえる金額上限が「5万円まで」と決まっています。なぜかを詳しく解説します。

クレカ積立の上限は5万円まで!なぜ?

さて、なぜクレカ積立の月の購入上限が決められているのでしょうか。

これは金融商品取引法にて定められており、かんたんにいうと「自分の余力以上に金融商品を買いすぎることのないよう」に投資家保護の観点からそのようなルールが設けられています。

信用の供与が10万円を超えないように定められている

信用の供与と書くとむずかしいですが、これは「金融機関が相手を信用してお金を貸す」という意味合いで、クレカ積立のケースでは「クレジットカードを使って金融商品の後払いをする行為」が該当します。

実は金融商品取引法では、この信用の供与が「月に10万円を超えないよう」に定められています。

前述のように積立上限5万円までとしておかないと、タイミング次第(積立日と引き落とし日のタイミング)では、信用の供与が10万円を超えてしまうので、このようなルールがあるのです。

クレカ積立のできる証券会社、クレジットカードは決まっている

さて、ここまでご紹介してきたクレカ積立ですが、実はクレジットカード決済ができる証券会社はある程度限られています。

また、その決済に使えるクレジットカードも、その証券会社と提携をしているカードや、関連会社が発行するカードのみとなります。

クレカ積立対応の代表的な証券会社
証券会社 対応クレジットカード ポイント還元率
SBI証券 三井住友カード 0.5%~5.0%
東急カード 0.1%~0.3%
高島屋カード 0.25%~3.0%
マネックス証券 マネックスカード 1.1%
楽天証券 楽天カード 0.5%~1.0%
auカブコム証券 au PAYカード 1.0%

松井証券でクレカ積立はできる?

上記の表の中に、大手ネット証券である松井証券がないことに不思議だと思った人もいるのではないでしょうか。

実は松井証券では2024年7月現在、クレカ積立をすることはできません。その代わりに「投信残高ポイントサービス」というサービスを提供しており、その還元率がネット証券の中でもトップクラスの高さとなっています!

ひっきー

松井証券の投信残高ポイントサービスとは、投資信託を買って毎月エントリーをするだけで、年間最大1%の松井証券ポイントが貯まるサービスです。クレカ積立も、上記の投信残高ポイントサービスも「お得に運用していく」といった趣旨で考えると同じようなサービスといえます。

投信残高に対する還元率(年率)
証券会社 還元方法 最大還元率
松井証券 松井証券ポイント 1%
SBI証券 Vポイントなど 0.25%
auカブコム証券 Pontaポイント 0.24%
マネックス証券 マネックスポイント 0.08%
楽天証券 楽天ポイント 0.053%

投信残高ポイントサービスでは保有する投資信託商品によって還元率が変わるので、自分の買いたい商品が決まっている人はまず還元率を確認してみましょう。

また、投信残高ポイントサービスは「クレジットカードを使わなくてもいい」という逆の見方もできますので、自分にあった方法で投資信託の運用を考えるとよいでしょう。

松井証券がクレカ積立開始報道がありました

2024年7月26日、松井証券がJCBと提携して「クレカ積立サービス提供に向けて検討を進める」と報道されました。今後のサービス拡充に期待ですね♪

クレカ積立はマネックス証券や楽天証券がおすすめ

最後にどの証券会社×クレジットカードでクレカ積立をおこなうかですが、なるべくシンプルにポイント還元を求めたいということであれば、マネックス証券楽天証券などがおすすめです。

SBI証券×三井住友カードのように最大5%の高還元率を誇るケースもありますが、これは年会費のあるプラチナカードやゴールドカードを利用しなければいけません。

そういったカードを使う場合、年会費が数千円~1万円以上かかるものもあるので、元を取るためにかなりの支出が必要になります。

一方、無料カードであれば、ポイントだけを素直に受け取れるので、むずかしい話を避けてお得に投資をしたいという人にはピッタリといえます。

ひっきー

無料カードを使う前提でおすすめなのがマネックスや楽天証券です! マネックス証券はポイント還元率に力を入れており、主要ネット証券で最も高い「1.1%」に設定していてとてもお得です。

さらに、マネックス証券では現在NISAキャンペーンを実施中で、2023年10月以降にNISA口座を開設した人は2024年9月30日までポイント還元率が2.2%となりさらにお得です♪

また、金融商品取引法で定められている「クレカ積立の月額上限5万円 → 上限10万円」への変更も検討されているので、もし実現すればマネックス証券のクレカ積立がさらに魅力的になりますね♪

ひっきー

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