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スミレさんが大切にしている「投資の格言」はありますか?

スミレさんが投資をするときに、大切にしている「格言」はありますか?

はい、あります!相場格言からは投資に対する心構えや人間心理を学べるので、普段から参考にしています。

その中でも、私が特に参考にしている格言を3つ紹介しますね。

参考になる格言①:見切り千両

この格言は「含み損を抱えた株に対し、損失が少ないうちに見切りをつけることで大損を避けられるなら千両の価値がある」という格言です。

投資した会社への思い入れが強いと、株価が下がってもなかなか損切りできないことがあります。

そういったときはこの格言を参考に、予想が外れたらいったん損切りをして気持ちを立て直すようにしています。

スミレ

含み損をかかえた銘柄を持ち続けたままでは、精神的にもつらいですし、他の銘柄に入れ替えることもできませんからね…。

参考になる格言②:総悲観は買い・総楽観は売り

この格言は「相場が下落して多くの人が悲観的になっているときに買い、相場が上昇して多くの人が楽観的になっているときに売るべき」という格言です。

外部要因で株式市場全体が急落すると、業績の良し悪しにかかわらず株価が大きく下がり、いわゆる「総悲観」の状態となります。

すると、多くの人は不安になり割安な株価でも株を手放してしまい、通常時では考えられないような安値となる株が多いのです。

こういったときに格言を思い出し、感情に左右されずに株を買えれば、中長期的に大きな利益が得られる可能性が高まります

スミレ

反対に、多くの人が儲かって楽観的になっているときは、いわゆる「総楽観」の状態となり、株価が割高になっていてもついつい持ち続けてしまいがちです。

しかし、その状態で株価が急落するような状態になると、割高な株ほど下落幅が激しくなりがちです。

スミレ

こういったときにも格言を思い出して、利益確定ができるとその後の下落相場で損を避けられます

総悲観で買って総楽観で売るのは、大多数の人と反対の行動をすることになるので、心理的にむずかしい行動となりますが、私は「理にかなっている」と感じています。

参考になる格言③:遠くのものは避けよ

この格言は「わざわざ馴染みのない会社の株を買うよりも、自分がくわしい会社の株を買ったほうが失敗しにくい」という格言です。

たしかに、ビジネスモデルが理解しやすかったり、将来の見通しが立てやすかったりと、自分がくわしい業界のほうが有利な投資ができます。

私も経験上、自分や家族が日常生活でよく利用する会社や仕事で関わりのある会社に投資したときのほうが、成功率が高いことを実感しています。

新しい投資先を探すときに、一度立ち止まってこの格言を思い出すとよいかもしれませんね。

スミレ

お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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