損切りをする場合のマイルールはありますか?
損切りがなかなかできず含み損が膨らんでいます…。損切りをしたい気持ちはあるのですが、いざその時になるとできないんです…。スミレさんは損切りのルールを決めていますか?
私が損切りを検討するのは、「自分の想定よりも業績が悪かったとき」や、「業績に悪影響をおよぼす材料がでたとき」です。逆に、何%下がったら損切りというルールはもうけていません。短期的な株価は、外部要因や需給によって左右されるので読むことができないからです。
損切りを検討するタイミング
私の場合、成長株を中心に買っているので、業績が伸びているときは株価も大きく伸びやすい反面、業績の伸びが鈍化すると一気に株価が下がるリスクがあります。そのため、業績予想の進捗が悪かったときや、業績に悪影響を与える材料が出た場合には早めに損切りを決断しています。
期待の持てなくなった銘柄をいつまでも保有するよりも、損切りをしてでも新しい自信のある銘柄に投資したほうがパフォーマンスはよくなると考えているからです。
逆に、年に数回ある全体相場の暴落時には、たとえ保有株の株価が下がったとしても損切りはしません。 外部環境に影響された株価暴落では、企業の本質的な価値は変わらないからです。むしろ、安く買い増せるチャンスだと考えています。
損切りを避けるために…
極力損切りをしないで済むように、下のようなことを考えて投資をおこなっています。
- なんとなく投資しない(投資する前にIR資料や会社の事業内容などをよく調べる)
- 業績の見通しが立てにくい会社や、売上がコンスタントに伸びていない会社には投資しない。
- いくら好業績であってもすでに割高な株には投資しない。
それでも、自分の想定していたシナリオどおりにならないことや、思わぬ悪材料がでることがあります。そのときは、「この状況でも株価上昇が望めるか?」を検討し、期待が持てないのであれば、いさぎよく損切りするようにしています。
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お悩み相談室 室長のプロフィール
スミレ(投資ブロガー)
20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。