投資スタンスによって、どのような考え方の違いがありますか?またおすすめの投資スタンスを教えてください!
投資スタンスにには、その種類によってどのような考え方の違いがありますか?また、スミレさんのおすすめの投資スタンスはあったりしますか?
投資のスタンスには、デイトレード・スイングトレード・中長期投資・超長期投資など、さまざまな種類があります。
それぞれの違いやメリットやデメリットなどを紹介しますので、ご自身にあったものを検討してみてください。
投資スタンス①:デイトレード
デイトレードとは、1日で株の売買を完結させる取引スタイルです。なんらかの材料で注目され、活発に売買されているような値動きが激しい銘柄向きの取引です。
デイトレードのメリットは、基本的には細かいファンダメンタル分析を必要としないことや、株を持ったまま日をまたぐリスクがないことです。
デイトレードのデメリットは、取引をしている間は、株価の動きから目を離せないことです。そのため、株式市場が開いている時間帯に仕事をしている会社員には不向きです。
スミレ
投資スタンス②:スイングトレード
スイングトレードは、数日~数か月の間で売買を完結させる取引スタイルです。好決算を発表した銘柄・人気化した銘柄の関連銘柄・上昇トレンドを形成している銘柄などが好まれます。
スイングトレードのメリットは、デイトレードほど株価の値動きに敏感にならなくていいことや、長期保有のように先行きが不透明なリスクを抑えられることです。
スミレ
短期で株価上昇が期待できる銘柄を探して、集中的に投資していきます!
スイングトレードのデメリットは、取引時間外のニュースや他国のマーケット情報も細かくチェックする必要があることと、運用成果が相場環境に左右されやすいことが挙げられます。
スミレ
投資スタンス③:中長期投資
中長期投資は「企業価値」と「現在の株価」を比較して、企業価値の方が高い銘柄に投資する取引スタイルです。投資した銘柄が、市場に評価されたら(株価が企業価値に近づいたら)売却して利益を得ます。
中長期投資のメリットは、短期株価変動に一喜一憂しなくていいのでストレスが少ないことや、日中忙しい人でも取り組みやすいことです。
スミレ
また、銘柄によっては株価が数倍に上がることもあり、一度の取引で大きな利益を得られる可能性があります。
デメリットは、企業価値を算出するための勉強は欠かせないことや、短期的な株価の値動きに左右されない忍耐力が必要なことです。
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投資スタンス④:超長期投資(配当や優待目的)
超長期投資の中でも色々な考えがありますが、その中の一つの例をご紹介します。
超長期投資の一つの考えとして挙げられるのが、配当や優待のようなインカムゲインを目的に、株を永久保有に近い形でもつ取引スタイルです。
この方法は、業績の悪化で配当や優待がもらえなくなるリスクはありますが、年数をかけて保有することでローリスクな投資ができます。
スミレ
なぜローリスクかというと、長期保有することにより、インカムゲインから元手分の金額を回収できてしまうからです。
たとえば、優待と配当を合わせた利回りが5%の銘柄は、20年保有すれば元手分の金額になります。そして、その後も株を保有し続ける限りは、毎年インカムゲインを得ることができるのです。
スミレ
おすすめの投資スタンス
わたし自身、いろいろな投資スタンスを試してきましたが、投資期間が短すぎると「短期的な株価の読み合いで精神的に疲れてしまう」一方で、保有期間が長すぎると「将来の成長を見通すことがむずかしい」と感じました。
その結果、売却益を目的とした「半年~3年ほどの中長期投資」のスタンスが、一番利益を出しやすくしっくりきています。
中長期投資は、自分で株価が上がる要素を考えて、想像どおりになったときのうれしさがあります。
スミレ
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お悩み相談室 室長のプロフィール
スミレ(投資ブロガー)
20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。
スミレ
1日で完結させる短期売買なので、取引時間終了後に株価を押し下げる悪材料が出ても影響を受けません!