塩漬けになってしまった株はどうしていますか?
買った株がどんどん塩漬け株になっていき、なかなか新しい株に手が出せません。スミレさんは塩漬けになってしまった株はどうしていますか?
塩漬け株は株式投資の中でも悩ましい問題ですよね。私の経験を交えてお答えさせていただきます!
塩漬け株とは?
まず塩漬け株とは、株の買値が現在の株価よりも下がって含み損が出ていて、売ると損失が確定してしまうので仕方なく保有している株のことです。
しかし、塩漬け株には「資金効率が悪くなる」ことや「精神的な負担が増える」といったデメリットがあるので、できる限り避けたいものです。
塩漬け株はどうしているか
私の場合は「決算が自分の想定よりも悪かったとき」や「業績に悪影響をおよぼす材料が出たタイミング」で損切りをすることが多いので、基本的には塩漬け株を持つことはありません。
投資家の期待を超えられなかった銘柄は、株価もずるずると下がり続けることが多いので「株価が上がる未来」が想像できなくなった時点で、すぐに売却するようにしています。
また、塩漬け株を保有し続けていると、なかなか他の銘柄に目を向ける気持ちにもなれず資金効率が悪化します。
それよりも損切りして現金余力を作ってからのほうが、心機一転もできて、新しい銘柄探しにも身がはいると思います!
スミレ
あえて保有し続けることもある
とは言いつつも、実は塩漬け株として、あえて放置している銘柄も一部あります。
スミレ
たとえば、業績鈍化で株が売られたものの、理由が原材料価格の高騰や先行投資などの一時的な要因であり、いずれ業績の回復が見込めそうな銘柄です。
この場合、将来の売上につながる指標(ストック収益が着実に積みあがっている、顧客数は伸びているなど)が順調であれば、含み損を抱えたままあえて保有することもあります。
なぜこのようなことをするかというと、過去に塩漬けを選ばずに株を売ってしまい、決算やIR情報をチェックするなどの作業を怠った結果、気付いたときには株価が上がっていたという悔しい思いをしたことがあったからです。
スミレ
そういったこともあり、わざと塩漬けを続けることもあります。ポートフォリオの一部に組み入れておけば、常にその株の動向を調べる動機づけにもなります。
また、保有することで「配当・優待・貸株金利がもらえる」銘柄もあったり「適切なタイミングで買い増しできる」というメリットもあるので、塩漬け株もデメリットばかりではないかな、と思っています♪
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お悩み相談室 室長のプロフィール
スミレ(投資ブロガー)
20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。
スミレ
「損を認めたくない…」、「損を見るのがイヤで放置したい…」といった心理から、ついつい塩漬けにしてしまいますよね。