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投資信託と比べて、個別株投資のメリット・デメリットを教えてください!

投資信託と個別株投資のどちらがいいか迷っています。個別株投資ならではのメリット・デメリットがあれば教えてください!

「個別株の方がいい、投資信託の方がいい」とは、もちろん一概には言えませんが、私の経験を踏まえて答えさせていただきます!

個別株投資のメリット

メリット1:大きく儲けられるチャンスがある

メリットの1つ目は、大きく儲けられるチャンスがある点です。個別株であれば、1年程度で倍以上株価が上がる場合もあります。

スミレ

うまく投資できれば、投資信託では得られないような大きな利益を得ることができます!

メリット2:株主優待がもらえる

メリットの2つ目は、株主優待がもらえることです。

投資信託は、投資家からお金を集めて信託銀行の名義で売買をおこなうしくみなので、投資信託を保有しても、株主優待を受け取ることはできません。

メリット3:信託報酬のようなコストがかからない

メリットの3つ目は、投資信託ではかかるコストが不要であることです。

投資信託の代表的なコストとして「信託報酬」が挙げられますが、この信託報酬は、投資信託を保有している間は常に発生するコストとなります。

信託報酬は投資信託にもよりますが、一般的には年間0.5%~2.0%程度と少ないとはいえない負担になります。

個別株の場合、信用取引では「金利」や「貸株料」などの費用が必要ですが、現物取引であれば必要なのは「購入時の手数料」だけで、常に発生するようなコストはありません。

スミレ

メリット4:売買の柔軟性が高い

メリットの4つ目は、売買に柔軟性があることです。個別株であれば、自分で板を見ながらタイミングを見計らった注文が出せます。

一方で投資信託は、1日1回算出される基準価額で取引する必要があり、リアルタイムで売買することができません。

人によってメリット・デメリットはちがう

さて、ここまでメリットを紹介してきましたが、あくまでわたし個人の視点でのメリットとなります。

「コツコツ資産運用をしていきたい人」や「毎日投資に向き合えない人」にとっては、個別株投資より投資信託の方が適している場合もあるでしょう。

冒頭でもお伝えした通り、一意見として捉えてもらえれば幸いです。では続いてデメリットをご紹介します。

個別株投資のデメリット

デメリット1:大きな損失がでるリスクがある

デメリットの1つ目は、個別株投資は値動きが大きくなりやすく、決算が悪かった場合や悪材料が出た場合に大きく損をするリスクがあることです。

投資信託であれば、はじめから複数の銘柄に分散しているので、そこまで過度な心配はいりません。

スミレ

個別株投資をする際は、1銘柄に集中して投資せずに適度に分散投資をして、リスクを軽減させるのがおすすめです。

デメリット2:企業分析に時間や労力がかかる

デメリットの2つ目は、会社のビジネスモデルや業績などを分析して自分で投資先を決めなければいけないということです。

投資信託はプロに任せられるので、ある程度ほったらかしでも大丈夫ですが、個別株投資の場合は投資した後も、決算やIRニュースチェックなどのフォローがかかせないので、時間と労力が必要になります。

投資信託と個別株は使い分けがおすすめ!

投資信託と個別株は、それぞれメリット・デメリットがあります。そこで私は、以下のような形で「日本株は個別株」、「米国株は投資信託」と分けて投資をおこなっています。

日本株
成長性の高い個別株中心に投資。株主優待目的の株も保有しています。
米国株
長期的に右肩成長が続いていることもあり「S&P500」や「NASDAQ100」に連動する投資信託を保有しています。

米国の個別株に関しては「決算書を理解するのがむずかしい」、「夜間に株価をチェックするのが大変」、「優待がもらえない」などの理由から、今のところ個別株投資は控えています。

スミレ

自分の投資目的・運用方法に応じて、投資信託と個別株を使い分けるのもひとつの方法だと思います♪

お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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