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優待内容が同じ場合、投資金額以外にどこで比べればいいでしょうか?

優待内容が同じという銘柄の場合、投資金額以外にどの部分を見比べて投資すればいいのでしょうか?

同じ優待がもらえると、どの銘柄を買えばいいか迷ってしまいますね。

優待内容が同じ銘柄の場合は、投資金額以外に「利回り・業績・優待獲得の条件」などに注目してみましょう。

優待内容が同じ企業の例

同じ優待を送る企業の一例を抜粋してみます。

とくに多いのは、汎用性の高いQUOカードのような金券の優待です。たとえば500円のQUOカードがもらえる優待は、以下のような銘柄があります(2022年5月現在)

ほかにも、コロワイドとその子会社では「それぞれの飲食店で相互利用できる株主優待ポイント」がもらえます。

スミレ

このように、ユニークな優待を贈る企業ばかりでなく、同じような優待を贈る企業は多数あります。

優待内容が同じ場合の比較方法

方法1:利回りで比較する

優待投資で気にする指標のメインは、1年分の優待の価値を現状の優待取得額で割った数値である「優待利回り」です。一般的に、この数値が高いほどお得な優待といえます。

そのほかにも優待利回りと配当利回りを足した「総合利回り」というものもあります。高配当であったり無配であったりは企業によってまったく違うので、優待利回りだけでなく、この総合利回りにも注目すると比較がしやすくなります。

優待内容だけでなく、配当金がどのくらいもらえるのか?という点も比較材料にしましょう。

スミレ

方法2:業績で比較する

企業の業績が悪くなると、コスト削減のために株主優待の廃止を検討せざるを得なくなることがあります。

優待廃止リスクを避けるためにも、業績が安定している企業を選ぶことは大切です。

スミレ

赤字が続いている企業を避けて「売上・利益が右肩上がりで成長している企業」もしくは「成長は鈍化しているものの業績が安定している企業」から選ぶのがおすすめです。

方法3:割安性で比較する

株価が割高となっている銘柄は避けるほうが安心です。割高な評価がされている銘柄は、業績が悪化したときに一気に株価が下がって優待の金額以上に損をするリスクがあるからです。

優待目的で投資をするのであれば、PERが高すぎず株価の値動きも大きすぎないような銘柄のほうが負担なく投資できます。

スミレ

方法4:優待がもらえる月や条件で比較する

企業によっては、半年以上保有しないと優待がもらえない、1年以上保有すると優待内容がランクアップするなど「条件がついているケース」もあります。

すぐに優待が欲しい場合には、継続保有期間の条件のない優待を選びましょう。

スミレ

長期保有する予定であれば、継続保有を優遇する優待を選ぶなど、自分の希望にあう条件の優待を選ぶのも手です。

お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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