優待株投資のメリット・デメリットをおしえてください
スミレさんこんにちは。株主優待投資を始めたいと思っているのですが、世の中にはバリュー株投資やグロース株投資などもありますよね?優待株投資で特筆すべきメリットやデメリットってあるのでしょうか?
優待株投資の一歩を踏み出されるのですね♪はい、私が考える限り、下記のようなものがあります。
優待株投資のメリットについて
メリット①:毎年優待が届くことで、投資の楽しみが増える
優待株に投資すると、家計の節約になる「おいしい食品」や、日常生活で使える「便利な商品」などが毎年もらえるので楽しみが増えます。さらに、優待があることで投資に危険なイメージを持っている家族からの理解を得やすくなります。
メリット②:優待があることで株価下落時の下支えになる
株主優待を提供している会社の株は、株主優待のない株よりも株価の下落に強い傾向にあります。なぜかというと、株主優待を実施している目的で株を買っている人が大勢いる株の場合、株価が下がってもかんたんには株を手放さない株主が多いからです。
さらに、株価が下がると優待利回りは上がり、今度は優待目的での買いが入りやすくなります。株主優待が株価下落時の下支えになるので、投資する際の精神負担も軽くなります。
メリット③:長期保有で利回りアップが狙える株もある
優待株の中には、保有年数に応じて食事券の金額が増えたり、もらえる商品の品数が増える優待もあります。長期保有するだけで利回りが上がるような優待株があるのも魅力です♪
優待株投資のデメリットについて
デメリット①:株主優待の廃止で株価が下がるリスクがある
株主優待があることで、本来の価値よりも高く評価され割高になっていることがあります。このような企業が業績の悪化などを理由に優待を廃止・改悪すると、大きく株価が下がるおそれがあります。
デメリット②:保有株の管理が大変
優待株は、最低単元がもっとも利回りが高くなる傾向にあるので、優待目的で投資する場合には、複数の優待株を少しずつ買うことでたくさんの優待をゲットできるようになります。
その反面、銘柄数が増えてしまうと、保有株管理が大変になり、業績の悪化や優待の改悪に気が付くのが遅れてしまうおそれがあります。むやみに銘柄数を増やすのではなく、自分で管理できる数に抑えて投資するのがおすすめです。
デメリット③:優待欲しさで冷静な判断がむずかしいことも…
優待株投資の場合、業績が悪くなっても、優待欲しさに損切りできないことがあります。しかし、業績が順調でないといずれ優待が廃止や改悪となることも考えられますので、きちんと企業の業績などにも目を向けるようにしましょう。
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お悩み相談室 室長のプロフィール
スミレ(投資ブロガー)
20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。