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ドル・コスト平均法についておしえてください!

最近、投資に興味を持ち、いろいろ調べています。そこで、初心者にはドル・コスト平均法がおすすめと書かれていました。ドル・コスト平均法とは、どういった投資方法なのでしょうか?

ドル・コスト平均法とは「一定期間ごとに、一定の金額で、同じ投資対象を買う」積立手法のことをいいます。定量(株数・口数)ではなく、定額(金額)を買っていくというのがポイント!

この手法は、低リスクでコツコツ資産形成できるのが魅力です。それでは、ドル・コスト平均法についてメリット・デメリットの両面からみていきましょう!

ドル・コスト平均法のメリット

メリット①:高値づかみのリスクを抑えられる

投資したい株や投資信託をまとめて一度に買うと、売買したタイミングによって運用成績が大きく左右されてしまいます。

そこで、毎月決まった金額を買い付けることで、買付単価が平均化され、高値づかみリスクを減らすことができます。

スミレ

また、売買のタイミングをはかる必要がないので「投資をはじめたいけど、いつ買えばわからない…」と不安を感じている人にもおすすめです!

メリット②:まとまった投資金額が必要ない

ドル・コスト平均法は買付タイミングを分散させるので、一気にまとまった資金がいりません。

たとえば「給料が入ったタイミングで毎月◯万円ずつ買い付ける」など自分なりに計画を立て、あとはくり返し実行するだけで無理なく資産形成がはじめられます。

また、株式であれば、わざわざ単元株で買わなくても「単元未満株で買っていく」という方法もあります。これだと、おこづかいレベルでもドル・コスト平均法を実践できます♪

スミレ

ドル・コスト平均法のデメリット

デメリット①:リスクは減るけどリターンも減ってしまう

株式投資で大きく利益を出すためには、基本的には安いときにたくさん買って、高いときに売る必要があります。

しかし、毎月一定金額を買い付けていくドル・コスト平均法は、よくもわるくも買付単価が平均化されてしまいます。

スミレ

そのため、大きく損するリスクを抑えられる一方で「大きく儲かる可能性も減ってしまう」ということを覚えておきましょう。

デメリット②:買付ルールを守らないとメリットが活きない

ドル・コスト平均法をおこなう場合は、はじめに決めた条件でコツコツ買い付けましょう。買い付けを続けなければ、買付単価が平均化されず、ドル・コスト平均法のメリットを享受できません。

また、よくある失敗例としては「株価が下がるとこわくて買えない」、「株価が上がると儲け損ねたくないから一気に買ってしまう」など、途中でルールを破ってしまうことが挙げられます。

感情的になって高値で一気に買ってしまったあと、株価が大きく下落してしまったら、コツコツ積み立ててきた意味も薄れてしまいます。

いかに感情的にならずに、機械的に売買できるかが重要です!

スミレ

お悩み相談室 室長のプロフィール

スミレ(投資ブロガー)

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。

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