権利確定日が月末でない企業は、権利付き最終日はどうなりますか？

更新：2024/05/08

権利確定日は月末だけと思い込んでいましたが、最近になって15日や20日の企業もあると知りました。この場合権利付き最終日ってどうなるんですか？

考え方は月末が権利確定日の企業と同じです。まずは、権利確定日が月末の企業の権利付き最終日についてかんたんにおさらいしておきましょう。

従来の権利付き最終日は、権利確定日の3営業日前でした。しかし、2019年7月16日(火)から株の取引ルールが変わり、権利付き最終日は、権利確定日の2営業日前となりました。そのため、月末が権利確定日である企業の権利付き最終日は以下のようになります。

このように、7月31日（権利確定日）の2営業日前である「7月29日」が権利付き最終日となります。

続いて、権利確定日が20日の企業の権利付き確定日について見ていきましょう。権利確定日が2月20日であるニトリホールディングス(9843)の権利付き最終日は以下のようになります。

権利確定日が月末の企業と同じように、権利確定日の2営業日前が権利付き最終日となっています。同様に、権利確定日が5月15日であるツルハホールディングス(3391)の権利付き最終日は、以下のようになります。

このように、権利確定日が月末でなくても「権利確定日の2営業日前が権利付き最終日」と覚えておくことで対応できます。ちなみに営業日とは、株式市場が開いている日を指します。そのため、株式市場が閉まっている土日や祝日はカウントしないので注意しましょう。

（例）2019年9月30日(月)が権利確定日の場合

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スミレ（投資ブロガー）

20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました！「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。