株ってギャンブルのように思ってしまいます…スミレさんはどう思っていますか?
「株」と聞くと、ギャンブルのように大金を失ったりするようなイメージがあります。スミレさんはどのように考えていますか?
株式投資は、やり方によってはギャンブルになる危険性があると思っています。そこで、株式投資をギャンブルにしないためにも、「投機」と「投資」の違いを理解しておくことが大切です。
まず「投機」では、短期的な株価の値動きを利用して利益を出します。株式投資と聞いて、一日中パソコンに張り付いて絶え間なく取引している状況を想像する人は、この投機をイメージしています。
細かく売買をして利益を稼ぐ短期投資では、参加者同士のお金の奪い合いになりやすく、儲かる人と損をする人が存在します。参加したすべての人が儲かることはないので、株がギャンブルになるおそれがあります。
一方で「投資」は、会社の成長による企業価値の高まりで株価が上がることにより利益を出します。長期的に成長する企業へ資金を投じる「投資」では、ある銘柄が上場来高値を更新した時点で、その銘柄をもっているすべての投資家が利益を得ていることになりますね。
つまり、理論上は投資したすべての人が儲かることもありえるのです。どうしても、短期で稼ぎたい欲が出るとギャンブルになりやすいので、長期でコツコツ利益を上げることを意識するのが大切です。
しかし、会社の成長を信じて株を持ち続けるというのは、かんたんそうに見えて意外とむずかしいものです…。いざ長期投資をしようと思っても、株価が大きく変動すると不安から株を手放したり、他の株に目移りして長く持っていられないなどがおこるからです。
このような理由から長期投資ができないという人には、優待や配当を出している会社に投資してみてはいかがでしょうか。会社の成長を見守りながら、優待が届くのを楽しめるので、長期投資が苦になりにくくオススメです。
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お悩み相談室 室長のプロフィール
スミレ(投資ブロガー)
20代の主婦投資家です。株式投資歴は8年を超えました!「株式投資の育て方」という投資ブログで、株式投資の考え方や注意点などを、初心者の人にもわかりやすく解説しています。